立待岬

函館山の南東に位置し、津軽海峡に臨む岬である。

天気の良い日には下北半島が見えるらしいが、この日はやや曇りで遠くは見えない状態であった。細い道路を通って岬に出るのだが、坂の途中に石川啄木一族の墓のある景色の良い場所を通った。早朝の岬にはほとんど観光客がいないため淋しい雰囲気の中で岬の風景が迫ってくるようで、崖近くに立つと吸い込まれるようで少し怖い思いがした。2時間ドラマで殺人が起こるのはこんな場所だなと思いながら岬を後にした。